しょっちゅう怒っていると、
- 人が離れていく
- アドレナリンが増える→血糖値が上がる→糖、タンパク質、脂質が結びつく→肌に弾力がなくなる→肌のくすみ・たるみが起きる→老化が早まる
- ドーパミンなどの興奮性の神経伝達物質が大量発生→血圧・心拍数上昇→必要なときにドーパミンが不足→集中力低下
- 交感神経と副交感神経のバランスが崩れる→免疫力低下→風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
といった、様々なデメリットが、もれなくついてきます。
このようなデメリットがあることが分かった時点で、「いや、私は怒るのが生きがいだから」という人は少ないでしょう。
できれば、デメリットてんこ盛りの怒ってばかりの人生は送りたくないものですね。
今回は、怒るのをやめて、優しくなるにはどうしたらいいか、紹介します。
怒るのをやめて楽しみながら優しくなる方法 5選
優しい人と接する時間を長くする
私たちは無意識のうちに、周りの環境から影響を受けています。
つまり、周りの人たちが鬼のように怒ってくる人達であれば、怒りっぽくなりますし、優しい態度で接してくれれば優しくなります。
あなたの周りにいる人たち、親・兄弟・姉妹・親戚・友達などに優しい人はいませんか?
いたら、ちょっとした相談をするなど、なんでもいいので理由をつけて接触する頻度を増やしましょう。
優しい人と接する時間を長くすることで、あなたも自然と優しい気持ちになれます。
マンガを読む
「そうは言っても、優しい人なんて周りにいないよ。鬼ばっかりだ!」
大丈夫です。別の方法があります。
それはマンガを読むことです。
といっても、何でも手当たり次第に読んだらいいというわけではありません。
私がすすめるのは、「登場人物の性格が優しい」マンガです。
登場人物の優しさに触れることで、自然と自分も優しい気持ちになれます。
登場人物の性格が優しいマンガ 第3位 鬼滅の刃
国民的人気マンガになりましたね。
おそらく、知らない人はほとんどいないんじゃないでしょうか?
大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した鬼と呼ばれる敵や、鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風バトルマンガです。
主人公である竈門炭治郎の、妹や周りの人を思う優しさは必読です!
登場人物の性格が優しいマンガ 第2位 ダイの大冒険
日本で1番有名なRPG、「ドラゴンクエスト」を題材にしたマンガです。
題材がドラクエなだけあって冒険ファンタジーですが、主人公や主人公を取り囲む仲間たちの優しさには、何度も涙しました。
登場人物の性格が優しいマンガ 第1位 タッチ
基本的にはスポーツ(野球)マンガです。が、単純に勝った負けたの話ではなく、ギャグなどが多くスポーツ一辺倒ではありません。
このマンガに出てくる登場人物は、ほとんど優しい性格の持ち主です。特にこのマンガは、登場人物のやさしさに触れる場面が多いため、1位としました。
第1巻が発売してから30年以上たっていますが、2023年の今読んでも、色褪せません。
いろいろな場面で(あえて言いません)、登場人物の優しさに触れるたびに、泣けます。
登場人物が優しいマンガを時間があるときに読むことで、自然と優しい気持ちになれます。
周りの人への人格評価をやめる
今までは、自分が優しくなることについて書いてきましたが、次は周りの人への対応です。
- この人は○○したから、性格が悪い
- この人は○○したから、意地悪だ
- この人は○○したから、冷たい
などと、周りの人の行動に対して、いちいち評価するのをやめます。
たとえあなたが会社で人を評価しなければいけない立場だったとしても、評価はその人の人格ではなく、仕事の内容にとどめておきましょう。
仮に評価したところで、その人の人格が変わるわけではありません。
まったく意味がなく、貴重な時間の無駄遣いです。
他人の言動に対して、評価しない、放っておく、考えないようにするのがベストです。
「みんな違ってみんな良い」
この精神で生きましょう(^O^)
他人を評価する暇があったら、いかに自分の人生を楽しくするかに目を向けてください。
自分にも優しくする
自分にも優しくすることを忘れてはいけませんよ~
- ○○さんに怒ってしまった!
- ○○さんに冷たくした
- 仕事でミスをした
自分に怒る必要はありません。ミスをしたという自覚さえあればいいんです。
そのことに気付いた自分に、思い切り優しく声をかけてあげてください。
「グッジョブ!自分のミスによく気付いたね。次はミスをやめよう!」
そして、次のチャンスでは、きっちりミスを挽回してください。
親しい人への頼み事をやめる
「出かけるんなら、○○買ってきて」
「今お金ないから立て替えといて」
「ちょっと○○貸してくれない?」
など、周りの人が優しいのをいいことに、ちょくちょく頼み事していませんか?
積もり積もっていつか爆発するか、自然と人が離れていくかのどちらかです。
親しい人であっても、頼み事はなるべくしないに限ります。
もし、どうしても頼みごとをしたかったら、すぐに相手が喜ぶようなお返しをしてあげましょう。
相手も「なんて優しい人なんだ」と思ってくれます。
優しくなるにはどうすればいいか考える
普段の生活で、「自分が優しくなるにはどうすればいいか」考えることです。
そうして、常にアンテナを張っておくことで、普段何気なく生活している際に、優しくなれるような情報が入ってきやすくなります。
さらに、自分でも「こうすれば優しくなるんじゃないか」という考えが浮かぶようになります。
必須アイテム
- 笑顔
- 行動力
- 続ける力
笑顔
笑顔では怒れませんよね?
まずは笑顔になる時間を少しでも増やしましょう!
理由はいりません。笑顔が足りないなと思ったら笑顔になりましょう。自然に楽しい気持ちになってきます。
笑顔は、優しくなるための強力な武器にもなります。
行動力
聞いて終わりだと、優しくなるのはちょっと厳しいです(>_<)
まずは行動を変えていきましょう。
先ほど挙げた方法のうち、自分がやり易そうなものを1つでもいいので実践してみてくださいな♪
続ける力
上で書いた方法を1回実行すれば、何年も怒りっぽかった人が、明日からずーっと優しくなるわけではありません。
怒りと優しさを繰り返しながら、優しい心理状態が定着していくまで、数か月、場合によっては数年かかる可能性もあります。
ですので、「優しくなったなあ」と自分が実感できるまで、行動し続ける力が必要です。
怒るのをやめて優しくなる難易度
難易度4(難しい)
過ごしている環境にも大きく左右されますが、怒りっぽい時間が長いほど、優しさを定着させるのに時間がかかるため、難易度4(難しい)としました。
終わりに
この記事で、あなたの生活が1ミリでも楽しくなれば幸いです<(_ _)>
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