人生を楽しむベストな方法は、自分が優しくなることでした

優しい性格になる 感情

これまで10年以上、楽しい人生を追求してきましたが、

「性格によって人生を楽しむ時間が違うんじゃないか」

ということに、気づき始めました。

例えば車の渋滞に巻き込まれた際、怒りっぽい人だと、渋滞に対して当然怒りを感じることでしょう。

では、優しい人だとどうでしょう?同乗している人と話をする時間が増えたと喜ぶかもしれません。

つまり、周りの環境に頼る(旅行に行く、おいしいものを食べるなど)よりも、自分自身の性格を変え、自分や周りに優しくなる方が、より深く、長い時間、人生を楽しめます。

「でも、人の性格って変えられないのでは?」

いえ、大丈夫です。怒りっぽい私でも性格を変えられました。

自分と周りに優しくしなければいけない理由

優しくなるための理由をはっきりさせなければ、なかなか本気で優しくなろうと思いません。そのため、行動も変わりません。

まずは、自分と周りに優しくなると、どんな効果があるのか、追求してみます。

自分に対する嫌悪感がなくなる

優しくなる前は、自分に対して「今の言動は相手に親切じゃなかった」「仕事が全然はかどってない」などの嫌悪感を、無意識のうちに持っていました。

自分への嫌悪感を持つと、確実に人生が楽しくなくなります。

それが、自分と周りに優しくなることで、まず自分への嫌悪感がなくなりました。

それどころか、「今の自分の状況でベストなことをできた」と、逆にほめるようになります。

これだけでもかなり人生が楽しくなります。

周りに対する嫌悪感もなくなる

以前は、人で混み合った場所に行くのが、苦痛でしょうがありませんでした。

また、相手のちょっとした言動で、相手に嫌悪感を抱いていました。

それが、自分と周りに優しくなることで、人がたくさんいる場所にもそれほど苦痛を感じなくなり、相手への嫌悪感もなくなりました。

そう、人間関係で嫌な気持ちになることが、ほとんどなくなりました。

ちょっとしたことでも感動する

例えば食事。以前は、何を意識することもなく、ただ単に食べ物を口に運んでいただけで、そこに何の感動も起こりませんでした。

ところが、優しさを手に入れることで、食卓に並んだ食べ物にかかわった人の大変さに感謝したり、動物の命をいただいて食べることができるというありがたさを感じるようになりました。

つまり、人生をより深く、長く楽しむために、優しさを手に入れることは必須なんです。

周りの人たちが優しくなる

自分が周りの人たちに優しくなると、その優しさが態度になって自然に表れます。そのため、多くの人は自分に対して優しくなります。

どうすれば自分と周りに優しくなれる?

自分と周りに優しくしなければいけない理由を確認した後は、どうすれば優しくなれるか、その具体的な行動の仕方です。

私は、以下のことを実践しています。

「性格は変えられる」ということを理解する

実は、私たちは何かを考えると、その考えに沿うような人間になります。

つまり、怒りを感じる機会を増やすと怒りっぽい人間に、優しさを感じる機会を増やすと、優しい人間になります。

笑顔をスタンダードにする

笑顔では怒れませんよね?

まずは笑顔になる時間を少しでも増やします。

笑顔になるのに、理由はいりません。私は笑顔が足りないなと思ったら笑顔になるようにしています。すると、自然に優しい気持ちになってきます。

ドラゴンボールでいうと、「スーパーサイヤ人の状態で自然に過ごす」みたいに、「笑顔で自然に過ごす」イメージですかね~♪

笑顔は、自分と周りに優しくなるための強力な武器になります。

この心の習慣を利用して、優しい考えが頻繁に浮かぶように促すことで、自分自身を優しい人間に変えていきます。

1日1回は呪文を唱える

普段、優しい考えを頭に浮かびやすくするために、下のような呪文を唱えます。

  • この人は私と全く同じで、体と心を持っている
  • この人は私と全く同じで、これまでの人生で悲しかったり、がっかりしたり、怒ったり、傷ついたり、うろたえたりしたことがある
  • この人は私と全く同じで、これまでの人生で、身体的な痛みや苦しみも、情動的な痛みや苦しみも経験してきた
  • この人は私と全く同じで、痛みと苦しみから解放されたいと願っている
  • この人は私と全く同じで、健康で人に愛され、充実した人間関係を願っている
  • この人は私と全く同じで、幸せになりたいと願っている
  • この人が人生の様々な困難を乗り切れるような、強さや資質、情動的支援、社会的支援を得られますように
  • この人が痛みや苦しみから解放されますように
  • この人が幸せになりますように
  • この人は私と全く同じで、人類の一員だから
  • そして、私の知っている人がみんな幸せになりますように

私は毎日、朝起きたらこの呪文を唱えています。

「この人」について、具体的に誰かを思い浮かべてもいいですし、そうでなくても大丈夫です。私は「この人」について誰かを思い浮かべるときもありますが、そうでないときもあります。

この呪文の発案者は、チャディー・メン・タンという、あの有名会社、グーグルで働いていた人です。メンさん!ありがとうございます<(_ _)>

この文章を読んで優しい気持ちになることで、徐々に優しさが備わってきました。

家族や人に会うたびに○○と考える

家族や他人など、誰でもいいので、人に会うたびに(すれ違うだけでも)

「その人が幸せになりますように」

と考えます。

こうすることで、優しい気持ちが持続していき、性格も変わっていきます。

これらの優しくなるための行動は、ネガティブな感情が発生していないときのほうが効果的です。

そこで、ネガティブな感情を沈める方法も紹介します♪

ネガティブな感情を沈める

優しくなるための行動を起こしても、日によってネガティブな感情になることもあります。

私はそんな時、以下のことを実行しています。

自分が正しいと判断した時点で間違いに気づく

人と人が関わる時には、必ず見解の違いが出ます。

中には「どう考えても自分のほうが正しい」と思う場合もあります。

しかし、「どう考えても」というその考えは、自分の頭で考えたことである以上、自分の考えしか反映されません。

自分以外の人たちの判断は、置き去りにしています。

そのため、「自分が正しい」と判断した時点で、「その判断は間違っている」と自分に言い聞かせています。

正しい理解とは、「自分が正しいと判断しない」理解のことです。

過去を忘れること

人は、過去の出来事をいつまでも覚えていて、相手にもその記憶を通して向き合ってしまいがちです。

そのため、過去の記憶が「またか」という反応とともに、新しい怒りを誘発してしまいます。

過去の記憶を思い出してイライラする場合、原因は相手にあるのではなく、自分の中の記憶です。

「これはただの記憶」と認識したら、忘れることです。

また、「あの人はこんな人間」「自分はこういう人間」とついつい思いがちです。

しかし、心理学の一説によると、心は1日に7万個の思考をするそうです。

人はいつまでも変わらないと思いがちですが、このように心は自分も周りもコロコロと変わっていきます。

そのため、人と接するときは過去を忘れて、新しい気持ちで向き合うようにしています。

人は私の仲間だと思えば、安全で快適な場所になる

周りの人は私の仲間だと思うことができれば、世界の見え方は全く違ってきます。

世界は危険で居心地の悪い場所ではなく、安全で快適な場所に変わります。

1日1回の呪文を唱えることで、徐々に周りの人を仲間だと思うようになってきました。

終わりに

このような考えを1週間、1ヶ月と続けていくうちに、徐々に優しさが身についてきました。

この記事に最後までお付き合いくださって、本当にありがとうございました♪

この記事があなたの人生に、1ミリでもお役に立てれば幸いです。

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